2002/10/27
秋も深まるスポーツランドＳＵＧＯにて
２００２全日本トライアルの最終戦が開催されました。
今回の見所は、何といっても
すでに、世界選手権はオフシーズンとなる為、
日本人世界ランカー達が勢ぞろい
した大会となることです。
また、チャンピオンシップ争いも、今大会までもつれ込んでいて
今日の結果如何で、チャンピオンの行方が決まる
大事な大会でもあります。
●2001 世界２位 日本IAS１位 藤波選手●
「FUJIGAS ON THE WEB」へ
今回の藤波選手は、圧倒的な強さでした。
スペインでつけられた呼称FujiGAS(全開藤波)の通り、
相変わらず開けっぷりも良いですが
コントロールの確実性 と 動じない強さが備わりました。
結果も予想通り、２位にダブルスコアの優勝でした。
●2001 世界９位 日本IAS２位 黒山選手●
「trial-kuroyama.com」へ
黒山選手は、今回小川選手に勝てばチャンピオン決定
というプレッシャーに、はた目にもピリピリしているのが
伝わってくる緊張ぶりでした。
それが良い方向に働けば良いのですが、
どうも、ライディングにいつもの柔らかさが感じられず
粘りもありませんでした。
まぁ、しかし、結局は小川選手を破っての２位。
2002の全日本チャンピオンを獲得しました。
●2001 世界21位 日本IAS６位 野崎選手●
「Fumitaka.N Official Site」へ
野崎選手は、伸び盛りの若手最右翼。
今年は、ジュニア世界チャンピオンを獲得する等、大活躍でした。
今回は、勝負に拘らずノビノビ乗っている様子で
各所で切れのあるライディングを見せていました。
しかし、確実性という点ではもう一つで、無用な（に見える）
足つきを献上している姿が散見されました。
今回の順位は４位。
藤波、黒山、小川に次いでの順位は立派です。
来年度に更に期待したいと思います。
彼とは、2002初頭にSUGOで一緒に練習した事がある
（同じセクションを走ったわけではない）ので
なんとなく、身近に感じて個人的に応援してます。
●2001 日本IAS４位 成田選手●
世界フル参戦の道を切り開いた成田選手です。
彼も何時の間にかベテラン選手と成ってしまいました。
月日のたつのは速いものです。
今回も他人とはセンスの違うトライを各所で見せていました。
結果は７位ですが、野崎選手とは逆の意味で立派なものです。
●2001 日本IA３６位 小野選手●
小野貴史選手は、地元仙台の「国際Ａ級」です。
（ちなみに、今まで紹介してきた他の選手たちは「国際Ａ級スーパークラス」です）
定期的にスクールを開くなど、草の根的な活動も展開してます。
私も、2002春先に一緒に練習をさせてもらってます。
その小野選手が今回、国際Ａ級１０位入賞です。
セクショントライを見ていても、十全の国際Ａ級より
かなり乗れていました。
おめでとう。
＃＃うーん、それにしても顔が写ってない写真ばかりだ＃＃